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ベクトル量子化圧縮というのは、名前は量子色力学など連想してしまって難しそうですが、実は、単純な概念です。ただ、どこまで最適化するか? どれだけ高速に圧縮するか? 追求するのは大変です。 二次元のVQが限度だと書いている文献が多いのはなぜでしょう? 僕は、高速な圧縮ルーチンを開発して簡単に市場を置き換え可能だと思っていたのですが、教科書的な範囲の方法では十分な圧縮率が得られませんでした。もう一ひねり必要です。 フラクタル圧縮も、似たブロックを自分自身の縮小画像の中から探し出すわけで、似たアイデアです。 最近、Mainichi INTERACTIVE コンピューティングでJPEGより3−5倍圧縮率が高いというのが出てきていましたが、適応的ベクトル量子化圧縮ではなく、コードブック固定でした。以前、ハンガリーの人がソフトピアに来たときもそうだったのですが、コードブック固定で軽くなるのは当然ですが、JPEGよりさらにイラストに向かない画像フォーマットになると思います。 「bit」2000/7にコードブック固定のベクトル量子化圧縮で大きな画像を高圧縮した場合の変換例が載っていました。圧縮率が高くなると、JPEGより有利になるということの様で、JPEGが高圧縮の時にこんなに画質が悪くなるとは知らなかったという様な画像と対比が載っていました。全体としては、当然後発の新しい圧縮方式が勝っているのですが、それでもやはり、ベールの部分の細かいメッシュがJPEGの方がうまく表現できています。JPEGは本来高域を捨てているはずなのに、その高域でJPEGに負けています。
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2006/08/03 更新 |
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